私、いつ死ぬんだろう――人の死を間近にして

《vol.5》 中倉眞知子著『誰もいない教室―聞き書き 少女たちの戦争―』(のんぶる舎)より、永井枡美「死と隣り合わせだった青春」聞き書きから

0002本書は、小説家でエッセイストの中倉眞知子さんが出版社の依頼を受け、動員学徒の女性たちの体験を取材し、まとめたものです。

お聴きいただくのは、東京都福生市の永井枡美さんのお話です。

1990年代初め、中倉さんが社会福祉協議会を通じて知り合ったという永井さんは、福生市内のアパートに一人でお住まいでした。地域のサークル活動などに積極的に参加され、楽しい毎日をお過ごしのようでした。しかし、その永井さんも、女学校時代に勤労奉仕や空襲を体験されています。

それでは、永井さんからの聞き書き「死と隣り合わせだった青春」の中から、抜粋してお送りします。朗読は日本語教師の掛谷新子さんです。

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